3月下旬からパリで、年金デモが起きている。EUの中で、フランスは年金受給が最も低く、そのため年金財政は苦しいという。そして、週35時間という制約がある中で、業務量は変わらず従業員が同じ時間内でこなすべき業務量は増えている。シニア世代にも同じ量をこなすよう求めている。しかしシニア世代は2人に1人が働かないのが現状であるため変えなければならないという指摘もある。ただデモを起こすということは、他に見直すべき支出があったり政策があるからなのではないかと思う。他にも考えを出すことで、政府と国民の緊張感もほぐれるのではないかと思う。