最近、気になる言葉の一つに「エッセンシャルワーカー」があります。社会機能維持者という意味らしいです。医療関係者はもちろん、支援が必要な人を支える福祉関係者をはじめ、国民の安定的な生活確保や社会制度の維持のために必要な業種―というわけです。

でもこれは結局、世の中のすべての人たちが対象になりませんか。そもそも、この世の中に不要な仕事なんてあるのでしょうか。私たちの日々の穏やかな生活は、必ず誰かの仕事でなりたっています。なんだか、コーヒー飲料のCMのようになってしまいすみません。でも誰もが等しく、社会インフラを支えるエッセンシャルワーカーの一人と感じます。

人は心が弱ると、誰も自分のことなんか必要としていない、社会に何の貢献もしていないと一人の殻に閉じこもりがちです。でも思うのです。きっと世の中に必要ではない人なんていない。誰かがあなたのことを求めています。誰もがエッセンシャルな存在なのです。