東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示区域のうち最も放射線量が高かった帰還困難区域で、去年6月から8月に避難指示が解除された地区で暮らす人は、今年二月時点で、拠点内の住人登録者の1%程度にとどまる。日用品を買うことができる商業施設や、医療・介護施設などの生活を再開できるようなインフラが十分ではないことから、住民は戻ってこない。ライフラインが揃うことで、住民が戻ってくることから、いち早く商業施設や病院、介護施設を設置していかなければならないと思う。