2019年以来となる日中外相会談。日中双方には関係を改善して経済協力を進めたい思惑がある。しかし日中間の懸念は溝が深い。どちらとも、コロナ禍で落ち込んだ経済を回復させるには様々な国の外国企業の技術力が必要不可欠である。しかし、歴史や台湾など重大な原則の問題は、両国関係の基礎としてかかわる。また日本は、今後も不透明な拘束事件が起きると懸念している。歴史的な部分と現在起きている事柄から、日中関係の溝を埋めるには、お互いが相手の様子を伺いながらではなく本音で話し合えるようにならないといけないとおもう。