ケアリーバーの中には家庭を頼りづらい環境で、経済的な困窮や孤立に追い込まれるケースがある。国が公表したケアリーバーの実態調査では、2割がお金がないなどの理由で通院を控えている現状であった。このような人たちのために、アフターケアの拡充を出身施設で担うことが法改正される。しかし、施設側は、児童虐待の増加などで施設の仕事が複雑化しており、都市部では職員不足であり、ケアリーバーの支援をできる状態ではない。まずは職員のケアのために、施設の高機能化をするなど、政府がバックアップしなければならないと思う。