理想と現実のはざまで

ちょっと独り言です。私は現在、名古屋近郊の金融機関で、主に社会貢献を担う仕事に従事しています。長年、お世話になった地域の方々にもっと深く関わり、多少なりとも恩返しになればと、転職を決断しました。

しかし、なかなか現実は厳しいものです。地域貢献をうたいながらも、利益の意識が常に求められています。営業への貢献度合いや効率化で計られ、部の人員縮小が相次ぎました。今夏、他部署に統合。事実上の部の消滅です。背景は、マイナス金利で収益が上げられなくなったというのが大きいでしょう。

企業が収益を重視するのは自然なことです。ただ、目先の利益を求める発想だけでは、福祉活動をはじめ社会貢献は困難です。もっと長期的で、広い視野が求められると思います。

いわば資金の回収や社会的効果の検証に時間がかかる研究開発と同じ。「先行投資」の位置付けでもっと捉えられないか。理想と現実のはざまに立つ現場の一人として願います。

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