健康寿命その2

前回、健康寿命を意識することの大切さに触れました。その理由にもう少し言及させていただきますね。一つは年金の受給時期です。

ご存知の通り年金は原則、65歳から受給します。これを60歳まで早める、逆に最高70歳まで遅らせることも可能です。早めにするほど減額され、遅らせるほど増額されます。それがことし4月以降、早めた場合の減額率が縮小され、遅らせる場合については従来の増額率で最高75歳まで引き伸ばせます。

つまり、受給時期の選択幅が広がります。定年退職後を旅行や趣味で充実させたい、いや、私は是が非でも長寿を全うしたい―など考え方は十人十色。参考ですが4月以降に60歳で受給した場合、受給累計額は82歳で原則受給者に逆転され、75歳まで遅らせると87歳で原則受給を上回る計算となります。

もっとも自分が何歳まで生きられるか誰にも分かりません。福祉政策に正解はないでしょう。何より自分の価値判断が大切なのです。

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