悲しい出来事に見舞われた2022年参院選。
今回も、多くのタレント・著名人議員が誕生となりました。
推定投票率は52.16%。
前回を上回り過半数を超えたものの、有権者の2人に一人は権利を行使することなく終わりました。
それにしても、比例区当選者の顔ぶれをみると、首をかしげずにはいられません。
日本在住でなくても当選してしまう現実。
国会議員の仕事は秘密の暴露でもなんでもなく、国民の生活を豊かに、安全に守っていくこと。
そのための仕事をしてくれるのならいいのですが。
投票に行こう!と意識を高めて行動を促すことはいいのだけれど、しっかりとした知識がなければこのような結果になるわけです。
日本の福祉政策はまったなし。8050問題も、あと少しすれば9060問題。
そして10070へ…
介護に悩んで人生を悲観する人も増えてきています。
どうか政治家のみなさんには、きたるべき明日をキチンと見据えて、対応していただきたい。
若者も、やがては自分たちが背負うことになる負担をどう軽減すべきなのか。
全員がみずからの問題として捉え、一人一人が行動にでなければ明るい未来をつかめません。
再来年には衆議院選挙が予定されています。
それまでには国民一人一人がみずからの生活と未来を顧みて、希望となる政治を導き出していきたいものです。
萩原健三