無園児の育児負担を軽減するため、保育所の空き定員を活用した週に数回の定期預かり事業を始める。こうした事業の背景には、周囲のサポートがなければ親子が孤立してしまい、虐待のリスクと高まる恐れがあるからである。育児の悩みを抱え込む前の対応として、この事業を進めていくことは、子育て家庭のサポートだけではなく、子どもの発達も促すことができるのではないかと思う。
 現在は、このような事業を進めるべきではあるが、今後は誰もが保育所や幼稚園に通うことのできる社会を作っていくことが、少子化対策などにも効果があるのではないかと思う。