環境省は、消費者が着なくなった衣類を手軽に回収に出せる仕組み作り向けて実態調査を始めた。「サステナブルファッション」の浸透が国際的な課題となるが、現在は、手放された衣類約79万トンで、3分の2の約51万トンが廃棄されており、大量消費、大量廃棄からの転換が急がれるのである。実態調査は、アパレル企業約十社に、回収方法や集まった量、どのように再資源化しているかなどを聞き取る。アパレル企業だけではなく、消費者自身が、着ることがなくなった服を誰かにあげたり、より長く着れる衣服を選ぶことで、アパレル業界に大量消費や大量廃棄から転換させることができるのではないかと思う。